「聞き流すだけで英会話ができるようになる」のがありえないのは、英語から他の言語に置き換えて考えてみるとわかりやすいと思います。
いま仮にあなたがヒンズー語のリスニング教材を聞いたとしても、その音声は雑音にしか聞こえないはずです。雑音にしか聞こえないものをずっと聞き流したとしても、雑音は雑音のままです。
雑音を意味のある言葉にするためには、その音がどんな状況を表しているのかがわからなければいけないからです。
では、その音がどんな状況を表しているのかがわかれば十分かというと、それだけで話せるようにはなりません。話せるようになるためには、話す練習が絶対に必要だからです。
その話す練習も、念仏のように繰り返すだけでは「大人に適した学習法」とは言えません。効率がよくないのです。区切りごと(突き詰めると単語ごと)にイメージを対応させることで、話す練習の効率を高めることができるのです。
英会話エクスプレスでは「単語のコアとなっているイメージ」や「その表現を使っているネイティブの感覚やイメージ」を解説しています。そういった区切りごとのイメージをみなさんの頭の中で描いていただくことで、話す練習の効果を最大限に引き出しています。