京の都で過ごす夏/A Summer in Kyoto

概要

大学入学を機に、北海道を離れて京都で生活するようになった大和。大和の目にはすべてが新鮮で楽しく映ります。 祇園祭などの夏の京文化が、英語ではどう表現されるのかを学びます。

目次

Story.1 The hot summer 京都の暑い夏
Story.2 A night spent with the sounds of festival music お囃子の音色と過ごす夜
Story.3 Missing my dog 愛犬が恋しい
Story.4 Supporting the local soccer team 地元サッカーチームを応援する
Story.5 Queuing for ramen noodles!? ラーメン屋は大行列
Story.6 Cleaning up Kamogawa River 鴨川をきれいにしよう
Story.7 Mother comes to Kyoto 母が京都にやってきた
Story.8 Struggling to find a part-time job バイト探しは一苦労

シナリオライターからのメッセージ

今回、日常生活をテーマにストーリーを、というお話をいただき、日本的な日常が一番現れるシチュエーションは何だろうと考えたときに、まず私の頭に浮かんだのは京の都の情景でした。

私自身も学生時代を過ごした京都は、何気ない日常の風景の中に四季の移ろいや歴史の深みを感じることができる場所として、変わることなく私たち日本人の心を魅了してくれています。

京都は国内外から多数の観光客が訪れる場所ですが、実際に京都に住み、一時期でもその土地の人間になることで、また違った京の姿も見えてきます。このお話の主人公は、大学生として、京都に一人暮らしをすることになったひとりの青年です。彼と友人の大学生たちの話を通じて、観光では味わえない京都の日常の雰囲気を多少なりとも皆様に感じていただければ幸いです。

そして、この主人公がそうであるように、新天地では新たに出会った友人やその土地の人間に自分のことをきちんと説明し、新しい環境に溶け込もうとすることが必要とされます。

この状況はおそらく、私たちが海外に行ったときに、現地の人間と話し、周囲に自分や日本のことを知ってもらうという状況によく似ているのではないでしょうか。そのような意味でも、今後の皆様の英会話の参考になればと思います。

また、このシナリオでは登場人物が話す京ことばも、会話の雰囲気を醸し出すのに一役買ってくれています。ある意味では、もっとも「日本語」らしい京ことばと「外国語」の代表格である英語、その二つの言葉が結びつく面白さも感じていただければと思います。

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